Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

チェーンメール「神の手雲」が流通 - G DATA Softwareが注意呼びかけ

G DATA Softwareは、「神の手雲」などと一部で呼ばれているチェーンメールについて注意を呼びかけている

問題のチェーンメールは、空にふたつの手の形をした雲が写っている画像が添付されたメールで、7人へ転送すると幸せになるといったメッセージが記載されているという。出所など詳細は不明だが、4、5年以上前に海外で作成された合成写真と見られている。

同社によれば、画像を閲覧すること自体による問題はないが、こうしたチェーンメールが流通する背景に、悪質な広告を掲載したブログなどアクセスさせる「自作自演」の可能性を指摘。広告経由でフィッシング詐欺サイトやスパイウェアが感染するサイトへ誘導させられるおそれがある。同社では、チェーンメールを受信しても、転送しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意
「ビックカメラ」からの「異常通知」装うフィッシング攻撃
「支援金5万円」とだますフィッシング - 偽マイナポータルへ誘導
「口座が凍結されました」 - ゆうちょ銀装うフィッシングに注意
「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール
「dカード」利用者を狙う偽メール - 架空の利用照会など複数文面で
デジタル庁かたる不審電話 - 「電話を強制的に止める」と不安煽る
「メルカリ」利用者狙うフィッシング - 本人確認サービスへ誘導