Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

圧縮ソフトやグリーティングカードを装ったトロイの木馬がまん延 - 亜種多いため定期的なスキャンを

ウェブルート・ソフトウェアは、7月のスパイウェアランキングを発表した。動画の圧縮ソフトやグリーティングカードを装ったトロイの木馬がまん延しているほか、多重感染を引き起こす「Zlob」も依然として2位にランクインしている。

ユーザーの気付かないうちに不正なサイトへのアクセスを誘導する「Hachilem」や、ほかの不正プログラムをダウンロードさせて多重感染を引き起こす「Zlob」、感染すると攻撃者にコンピュータを乗っ取られる「Poebot」など、危険度が「非常に高い」とされるトロイの木馬が依然としてランキングの上位を占めた。

また今月は、動画の圧縮ソフトを装ったトロイの木馬「NewMediaCodec」が発見された。感染するとデスクトップに「Your Privacy is Danger」という文字を表示し、ほかのトロイの木馬やアドウェアのランキングに入っている「DriveCleaner」「WinAntiVirusPro」など偽のセキュリティソフトをインストールさせる。

また、グリーティングカードを装ってトロイの木馬に感染させようとするスパムメールが多数流通しているという。亜種の出現が頻繁で定義ファイルが間に合わないケースもあることから、セキュリティソフトの定期的なシステムスキャンを同社では勧めている。

さらにアドウェアでは、偽セキュリティソフトの広告を表示する「Virtumonde」が先月に引き続きトップ。システムモニタでは、システム上のすべてのパスワードを記録する「Password Spectator」が、先月の4位からトップに上昇した。いずれも危険度が「非常に高い」もので、注意が必要だとしている。

同社がまとめたアドウェア、トロイの木馬、システムモニタのトップ10は以下のとおり。

アドウェア

1位:Virtumonde
2位:DriveCleaner
3位:System Doctor 2006
4位:GAIN
5位:WhenU SaveNow
6位:WhenU Save
7位:WhenU
8位:Mirar WebBand
9位:InternetOptimizer
10位:Webhancer

トロイの木馬

1位:Trojan Hachilem
2位:Trojan Downloader-Zlob
3位:Trojan-Backdoor-Poebot
4位:Trojan Rbot
5位:Trojan-Pushu
6位:Trojan Agent Winlogonhook
7位:Trojan-Mespam
8位:Trojan-Backdoor-TheCon
9位:Trojan.Gen
10位:Trojan Legmir

システムモニタ

1位:Password Spectator
2位:ICUSurf
3位から10位は該当なし

(Security NEXT - 2007/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

11月のMS月例パッチ修正された脆弱性、中東のゼロデイ攻撃で悪用済み
【修正あり】MS、月例パッチで脆弱性62件を修正 - ゼロデイ脆弱性などに対処
個人情報含むPCを電車に置き忘れ、届けられ回収 - 朝日新聞
「FFRI yarai 3.2」がリリース - 検知エンジンや管理コンソールを強化
Apple装うフィッシング、「完全に凍結」「永久に禁止」と不安煽る
「Adobe Acrobat/Reader」に脆弱性、実証コードが公開済 - 早急に更新を
「VMware vRealize Log Insight」に認証回避の脆弱性
「VMware ESXi」に深刻な脆弱性 - ホスト上でコード実行のおそれ
「Adobe Acrobat/Reader」に悪用リスク高い脆弱性 - 早期適用推奨のアップデートが13日に公開予定
「Adobe Flash Player」に情報漏洩の脆弱性 - 悪用は未確認