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下取り機器の処理ミスにより顧客パチンコホールの会員情報が流出 - ダイコク電機

ダイコク電機は、同社取引先パチンコホール会員の個人情報を誤って提供し、流出したと発表した。

同社が機器を提供した千葉県内にあるパチンコホールが、閉店の案内状を送付したが、異なるパチンコホールの情報が混入。本来届かない顧客へ案内状が届き、会員の指摘により10月3日に判明した。

誤って提供されていた会員情報は1680件で、氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、貯玉数、カード番号といった情報が含まれていた。実際に送られたのはその中の295件だという。

流出の原因は、下取りした顧客管理用端末の情報が消去されず、そのまま異なるパチンコホールへ設置されてしまったため。提供したパチンコホールも閉店しており、同社では今後の第三者による不正利用はないとしている。また、該当する会員に対して事情を説明、謝罪したという。

(Security NEXT - 2006/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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