統計調査員台帳管理システムの操作マニュアルがWinny流出 - 静岡県
静岡県は、委託先である静岡情報処理センター担当者の私用パソコンがウイルスに感染し、開発中の登録統計調査員台帳管理システムの操作マニュアルがWinnyネットワーク上に流出したと発表した。
流出したのは、統計調査員台帳管理システムの操作マニュアルに関する情報で、5月4日に流出したという。操作説明書、および同社が作成した架空の調査員名、住所などが含まれていた。データは開発段階のもので、実在する個人情報は含まれていないとしている。
5月10日に総務省からの指摘で判明。原因は、委託先の担当者が許可を得ずデータを持ち帰って自宅のパソコンで作業し、作業完了後もデータを削除せず残していたためで、その後パソコンがウイルスに感染し、Winny経由で流出した。
同県では、委託事業者の情報管理体制およびセキュリティ対策の指導徹底を実施し、再発防止に努めるとしている。
(Security NEXT - 2006/05/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説