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TCA、発信者番号偽装表示対策ガイドラインを策定

電気通信事業者協会は、発信者番号の偽装が相次いでいることから「発信者番号偽装表示対策ガイドライン」を策定した。

発信者番号の偽装については、携帯電話や一般家庭の固定電話に対して、警察や自宅などの電話番号を偽って表示させることで油断させ「振り込め詐欺」など利用されるなど、社会問題となっているため、同協会では、会員に対して偽った電話番号を表示させる行為に対する注意喚起や「発信者電話番号偽装表示対策検討部会」を設置し、発信者番号偽装表示の防止対策を検討してきた。

同ガイドラインは、事業者間で対策の指針を共有し、それぞれの事業提供形態に応じた対策を実現するとし、自主的に行うべき対策などを、国際中継系事業者、地域系事業者などの事業提供形態に応じて、それぞれ規定したという。

(Security NEXT - 2005/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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