Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

人気ソーシャルネットワークサービス「GREE」に脆弱性 - 現在は修正

グリーは、同社が提供するソーシャルネットワークサービス「GREE」に脆弱性があり、特定の環境下において第三者が登録者の氏名、ニックネーム、電子メールアドレスが閲覧できる状況にあったと発表した。現在、問題は修正され、解決しているという。

今回の脆弱性は、同サービスから送付される参加招待メールに記載されたURLを改変することにより、関係ないユーザーの氏名やニックネーム、メールアドレスなど、個人情報を確認できる可能性があったという。ユーザーから指摘を受けたもので、同社ではプログラムの修正を実施、現在問題は解決している。

同問題は、招待状を送付し、招待したユーザーの登録を待っているユーザーと招待され、未登録となっていたユーザーに影響があったため、同社では2月14日までに送付された招待メールをすべて無効とした。また、脆弱性を利用した成りすましによる登録は困難だったとしている。

GREE
http://www.gree.jp/

(Security NEXT - 2005/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分