Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、最新ニュースの見出しを装うワームに注意を喚起

ソフォスは、最新のニュースを伝えるふりをしてユーザーを騙し、ファイルを開かせようとするワーム「W32/Crowt-A」が見つかったと発表、注意を呼びかけている。

同ワームは、件名および添付ファイル名に、CNNのニュースサイトからリアルタイムで収集した見出しを使っている。また、本文もCNNのサイトから取り上げられているため、ユーザーはウイルスメールではなく本物のニュースレターと信じてしまうという。

同ワームは、感染するとバックドア機能を持つトロイの木馬をインストールする。これにより、PC上のキー操作を読み取られたり、ファイルを削除される可能性がある。また、PC内のアドレスを収集して自身をメール送信する。同社では、最新ニュースが記載されていても、勝手に送られてくるメールには注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2005/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多