NEC、著作権を保護できる安全なP2P技術を開発
日本電気は、著作権を保護した形でのコンテンツ交換や、コンテンツ流通経路の特定を可能にする「P2PWebプラットフォーム」を開発した。
同プラットフォームは、デジタル著作権管理技術により、著作権を保護した形でのコンテンツ交換が可能になるほか、暗号を利用したアクセス制御などのセキュリティ機能を提供することで、安全かつ安心なコンテンツ流通が実現できるという。P2Pにおける著作権を無視した違法コピーや、不法コンテンツの流通といった課題へ対応できるとしている。
また、情報を効率的に管理する分散ハッシュテーブル技術により、サーバを介さずにコンテンツのやりとりができるので、大規模なコンテンツ配信を行う際に問題となっていたサーバのボトルネックを解消することが可能。同社では、来年度の実用化を目指してアプリケーション開発を行っていくとしている。
(Security NEXT - 2005/01/06 )
ツイート
PR
関連記事
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
資料請求フォームで個人情報が閲覧可能に、過去にも発生 - 会津短大
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック
