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ひかり電話の機器に8カ月連続利用で不通になる不具合 - アップデートは開発中

NTT東西は、同社IP電話サービス「ひかり電話」の接続機器に不具合が見つかったと発表した。いずれも約8カ月連続で利用すると発着信が行えなくなる。

問題が見つかったのは、NTT東の「ひかり電話対応ルータ」と、NTT西の「ひかり電話対応VoIPアダプタ」の一部機種。ファームウェアの不具合が原因で、電源導入後に連続して249日利用するとひかり電話の発着信できなくなる。

またコンセントを抜いて電源を入れ直したり、ファームウェアのバージョンアップを行っている場合は、これら行為から249日が経過すると障害が発生。NTT東では「PR-200NE」「RT-200NE」「RV-230NE」の3機種で約120万台、NTT西では「AD-200NE」の約5万台に影響があるという。

両社は、問題を解消するファームウェアの開発を行っており、8月7日を目処に提供を開始する予定で、利用者に対してアップデートを呼びかける。

NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/

NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/

(Security NEXT - 2008/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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