足利銀の不正ログインは「アカウントリスト型攻撃」 - 15件でログイン成功
足利銀行において、4月4日に不正ログインが確認された問題で、同行は詳細を明らかにした。すでに攻撃は収束しているという。
同行では、4月4日9時ごろ、個人向けインターネットバンキングにおいて大量のログイン要求を検知。利用者以外とみられる第三者による不正ログインを確認した。
同行が今回の攻撃を調べたところ、他社から流出したIDとパスワードを用いた「アカウントリスト型攻撃」と見られ、同日19時にかけて7万7966件のログイン要求があったという。そのうちログインが成功したのは15件だった。
4月4日19時以降は集中的な不正ログインは収束しており、同行では被害に遭った15人に対し、個別に連絡してパスワードの変更を案内した。また今後はセキュリティ対策の強化に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2014/04/08 )
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