JA全農、12月中に発生した顧客情報の流出事故2件を公表
全国農業協同組合連合会は、2005年12月に発生した顧客情報の紛失、およびファックスの誤送信による流出事故について発表した。
最初の紛失事故は、12月15日に埼玉県本部において発生したもの。業務委託先の配送員が配送中、「送り状兼請求書」19枚の紛失に気が付いたという。同書類には顧客の氏名、住所、電話番号、配送商品名などが記載されていた。配送経路などを捜索したが、発見できなかったという。同会では、事故についても該当する顧客に対し謝罪した。
また12月16日には、同会が運営する兵庫県内のガソリンスタンドにおいて、利用者のクレジットカード売上伝票13枚をファックス送信する際、誤った番号に送信するという流出事故が発生した。誤送信した伝票のうち2枚には、漢字氏名、クレジットカード番号、有効期限、売上データなどが記載されていた。
同会では、誤送信先へ連絡し、該当データの削除を依頼したという。また、該当者にクレジットカード会社を通じて誤送信の事実を報告、謝罪したという。
(Security NEXT - 2006/01/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消