「Cisco IOS XR」にセキュリティアップデート - 多数脆弱性に対処
Cisco Systemsは、ネットワーク機器向けOS「Cisco IOS XR」において、複数の脆弱性が確認されたことを受け、セキュリティアップデートを公開した。
現地時間2026年9月2日にセキュリティアップデートをリリースしたもの。同社内部の調査を通じて発見した脆弱性を、特性ごとに7カテゴリへ分類。それぞれCVE番号を割り当てた。特定の設定に依存せず全リリースが影響を受けるという。
「CVE-2026-20274」はバッファオーバーフローやメモリの範囲外読み書きなど、リソース管理の不備に起因。一方「CVE-2026-20279」はアクセス制御の不備に関する脆弱性となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「9.8」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
コマンドインジェクションなどに関する「CVE-2026-20278」をはじめ、「CVE-2026-20275」「CVE-2026-20280」の3件については、CVSSベーススコアが「8.8」、制御フロー管理の不備「CVE-2026-20276」が「8.6」、保護機構の不備「CVE-2026-20277」が「8.2」と続く。
アドバイザリの公表時点で脆弱性の悪用は確認されていない。同社は、修正パッチとなる「ソフトウェアメインテナンスアップデート(SMU)」をリリースし、対応を呼びかけている。今後、修正を反映した「同26.3.1」「同26.2.2」をリリースする予定。
(Security NEXT - 2026/09/03 )
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