印刷管理ソフト「PaperCut NG/MF」に深刻な脆弱性 - 悪用も確認
これら脆弱性については、組み合わせて悪用することにより、認証を必要とすることなくリモートからコードを実行することが可能となるため、より大きな影響を及ぼすおそれがある。
脆弱性を悪用した攻撃では、「PaperCut」のサーバプロセスからWindowsのコマンドシェルを起動し、コマンドを実行する挙動や、遠隔管理ツール「SimpleHelp」のエージェントを導入したり、「AnyDesk」の実行ファイルをダウンロードするといった活動も確認されているという。
同社は利用者に対して、即時対応が必要であると説明。これらソフトウェアについて、信頼できるIPアドレスからのみアクセスできるよう制限するよう求めるとともに、修正パッチを提供している。
現地時間8月28日未明に急遽「PaperCut NG」「PaperCut MF」の一部バージョンに対して緊急パッチを公開。同日夜には追加修正を加えた「Emergency Patch Release 2」を「同26」「同25」「同24」向けにリリースした。
最初に提供されたパッチについては修正を回避できることが判明しており、あらためて追加リリースを適用するよう呼びかけられている。
これら脆弱性が悪用されていることを受け、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では現地時間8月31日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ「CVE-2026-81578」「CVE-2026-82078」を追加。米行政機関に対して9月14日までに対応するよう求めている。
(Security NEXT - 2026/09/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Langflow」に複数の深刻な脆弱性 - 修正版が公開
Adobe、セキュリティアドバイザリ7件を公開 - 6件がクリティカル
WatchGuard「Fireware OS」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を呼びかけ
NVIDIA「NemoClaw」「OpenShell」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Ubiquitiの「UniFi OS」などに脆弱性22件 - 21件が「クリティカル」
「ServiceNow」に複数のクリティカル脆弱性 - 修正版を公開
米当局、悪用カタログにLinux脆弱性など3件を追加
「Dell Cloud Disaster Recovery」に複数の脆弱性 - 修正版を提供
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4件は「クリティカル」との評価も
デジタル庁「マイナポイント」アプリのAndroid版に脆弱性

