サイト侵害で個人情報流出の可能性 - 幼児向け通信教材会社
幼児や小学生向けの通信教材を提供しているがんばる舎は、ウェブサイトが侵害され、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、2025年10月8日にサイトが第三者によって侵害されたことを確認。一時サイトを閉鎖し、外部協力のもとフォレンジック調査などを実施し、影響範囲の調査を進めていた。
10月31日の時点で外部における個人情報の流通や二次被害などは確認されていないが、情報が外部へ流出した可能性もあるという。
子どもや保護者の氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、通学中の小学校名などが対象としている。
今回の事態を受けて、同社は警察へ届け、個人情報保護委員会に報告。関係者に謝罪を行っている。
ウェブサイトを復旧するとともに、脆弱性診断、CSIRTの構築、監視体制の強化など、再発の防止に向けた対策を講じるとともに、システムの安全性を確認したとして順次サービスを再開していくとしている。
(Security NEXT - 2025/11/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
鹿児島県共生・協働センターのFacebookアカで不正投稿 - 不正な広告も
委託先で不正アクセス、個人情報流出の痕跡は確認されず - NECネクサ
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
