MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
またAzureの仮想マシン環境で稼働し、ホットパッチプログラムを利用している「Windows Server 2022」「Windows Server 2025」に対しては、翌24日に定例外のセキュリティ更新プログラムをスタンドアロンでリリースした。
更新プログラムを適用できない場合、「WSUS」を無効にするか、デフォルトの待ち受けポートである「8530番ポート」「8531番ポート」へのトラフィックを遮断する回避策を講じるよう呼びかけられている。
すでに概念実証コード「PoC」が公開されており、マイクロソフトによっても動作が確認されている。同社はCVSSテンポラルスコアにおける攻撃コード成熟度を「PoC(概念実証)レベルで存在」に引き上げた。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、現地時間2025年10月24日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ「CVE-2025-59287」を追加。米国内の行政機関へ対策を促すとともに、広く注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/10/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正

