Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に

ただし、CVE番号「CVE-2025-54369」については、CVEのデータベースにおいて「拒絶」扱いとなっている。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」にも登録されたが、誤って発行されたCVE番号であるとの記載となっている。

一方GitHubでは、同脆弱性については現地時間7月21日にリリースされた「同5.1.0」で修正済みとした。

「XML署名」の検証や生成を行うライブラリ「xml-crypto」を「同6.1.0」から「同6.1.2」へと更新するとともに、検証済みのSAMLアサーションのみ処理することで脆弱性を解消したとしている。

(Security NEXT - 2025/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を