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「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正

GitLabは現地時間2025年4月23日、複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデート「GitLab 17.11.1」「同17.10.5」「同17.9.7」をリリースした。

「GitLab Community Edition(CE)」および「同Enterprise Edition(EE)」向けにリリースしたもの。あわせて5件の脆弱性に対処した。

今回修正された脆弱性のうち、3件は重要度が「高(High)」とレーティングされている。具体的には、コンテンツのセキュリティポリシーをバイパスされるおそれがあるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-1763」「CVE-2025-2443」が判明した。

さらにブラウジング行動が追跡され、アカウントの乗っ取りにつながる可能性「CVE-2025-1908」が確認された。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2025-1763」「CVE-2025-2443」がともに「8.7」、「CVE-2025-1908」が「7.7」と評価されている。

(Security NEXT - 2025/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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