「Lucee」旧版に「XXE脆弱性」 - リモートよりコード実行のおそれ
ウェブアプリケーション開発ツール「Lucee」の旧版に深刻な脆弱性が明らかとなった。
同ソフトウェアの旧版に「XML外部実体参照(XXE)」によりリモートよりコードの実行が可能となる「CVE-2023-38693」が確認されているとして、情報が公開されたもの。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
「CVE-2023-38693」は2023年7月に割り振られており、同年8月にリリースされた「Lucee 5.3.12.1」「同5.3.7.59」、同年9月にリリースされた「Lucee 5.4.3.2」にて他脆弱性とともに修正された。
2025年3月時点で最新版は、「同6.2.0.321」「同6.1.1.118」「同6.1.0.243」「同6.0.4.10」「同6.0.3.1」「同6.0.2.45」「同6.0.1.83」「同6.0.0.585」「同5.4.6.9」となっており、「同5.3」系についてはすでにサポートの終了を迎えている。
(Security NEXT - 2025/03/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消