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「Commvault」のウェブサーバモジュールに脆弱性 - アップデートを

Commvaultが提供するバックアップソリューションのウェブサーバ向けモジュールに脆弱性が判明した。アップデートを呼びかけている。

現地時間2025年2月24日にセキュリティアドバイザリを公開し、同モジュールにおいて、ウェブシェルを作成、実行できる脆弱性について明らかにしたもの。「Linux」および「Windows」環境が影響を受ける。

CVE番号は示されておらず、同社は識別子「CV_2025_03_1」を採番。重要度を「高(High)」とレーティングしている。

同社は「Commvault 11.36.46」「同11.32.88」「同11.28.141」「同11.20.217」にて脆弱性を修正した。

ウェブサーバモジュールにおいてセキュリティを強化するために追加の修正も実装したとしており、「CommServe」およびウェブサーバへアップデートを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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