Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アクセス管理製品「PingAM」のエージェントに深刻な脆弱性

Ping Identityが提供するアクセス管理製品「PingAM」のエージェントに脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

認証認可といった制御を行う「PingAM Java Agent」に、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2025-20059」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用することでパラメータを不正に操作でき、ポリシーの適用をバイパスすることが可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.2」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は脆弱性を修正したバージョン「2024.11」「2023.11.2」「5.10.4」を提供しており、最新版へのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ
月例アドバイザリを公開、「クリティカル」含む新規16件 - SAP
OpenTextの監視ツールに脆弱性 - 権限昇格やPW不正変更のおそれ
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
Adobe13製品にアップデート - クリティカル脆弱性を修正
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応