Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にアップデート、「Use After Free」の脆弱性を修正

Googleは、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。脆弱性1件を修正している。

「Windows」や「macOS」向けに「Chrome 132.0.6834.160」「同132.0.6834.159」、Linux向けに「同132.0.6834.159」をリリースしたもの。

セキュリティに関する2件の修正を実施した。CVEベースで1件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」や次に高い「高(High)」とされる脆弱性はなかった。

「CVE-2025-0762」は、開発者向けツールに明らかとなった解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性。12月18日に報告を受けたもので、重要度は上から3番目にあたる「中(Medium)」としている。

同社は今後数日から数週間をかけてアップデートを提供していく予定。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性