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道路台帳図面に個人情報、国交省の注意喚起で確認 - 静岡県

静岡県は、静岡県地理情報システムで公開していた道路台帳図面に、住民の個人情報が記載されていたことを明らかにした。

同県によれば、11月12日に国土交通省より道路台帳図面における個人情報の取り扱いに関する注意喚起があったため、静岡県地理情報システムで公開している道路台帳図面を確認したところ、図面の一部に5733人分の氏名と一部地番が記載されていることが判明したという。

同県は同日、道路台帳図面の公開を停止。個人情報の記載の有無についてすべての道路台帳図面を確認し、個人情報を削除したうえで、2025年2月末に公開を再開するとしている。

今回の問題を受けて、同県では道路台帳作成マニュアルを改定し、個人情報の取り扱いについて明記する。

あわせて静岡県地理情報システムにおいて道路台帳を更新する際は、図面に個人情報の記載がないか複数でチェックを行い、再発を防止するとしている。

(Security NEXT - 2024/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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