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Adobe、月例パッチで160件以上の脆弱性を解消

Adobeは、セキュリティアドバイザリを公開し、17製品に関するアップデートをリリースした。いずれも「クリティカル」とされる脆弱性を修正している。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、セキュリティアドバイザリを公開したもの。いずれも脆弱性の悪用は確認されていない。

「Adobe Acrobat」や「Adobe Reader」「Adobe PDFL SDK」などPDF関連ソフトをはじめ、画像や映像処理、DTP、ユーティリティなど、幅広い製品に判明した脆弱性を解消しており、165件にのぼる。

特にコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Adobe Experience Manager」では91件と修正件数が多く、「Adobe Connect」でも20件の脆弱性を修正した。

いずれの製品も同社において重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性の修正が含まれる。

(Security NEXT - 2024/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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