Kubernetesの「gitRepoボリューム」に脆弱性 - アップデートで修正
「Kubernetes」のノードにおいてコンテナのライフサイクル管理に利用されているコンポーネントに脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
現地時間11月21日にセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性「CVE-2024-10220」について明らかにしたもの。問題そのものは7月の修正時点で明らかとなっていたが、今回CVE番号を割り当てたという。
同脆弱性は、「gitRepo」ボリュームを利用している場合に、コンテナの境界を超えて任意のコマンドが実行可能となる。
「Pod」を作成し、「gitRepo」ボリュームを設定できる権限を持つ場合に悪用でき、コンテナの外部でコマンドを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.1」と評価されており、脆弱性の重要度は「高(High)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2024/11/22 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加

