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ウェブホスト管理ツール「CyberPanel」に脆弱性 - ランサムウェアが悪用

オープンソースのウェブホスティング管理ツール「CyberPanel」に複数の深刻な脆弱性が判明した。詳細が公開されており、ランサムウェアの標的となっている。

外部より管理インターフェースへアクセスが可能となる複数の脆弱性が判明したもの。DNSやFTP、データベース管理、ファイルのアップロードなどに関連する機能が影響しており、「CVE-2024-51378」「CVE-2024-51567」「CVE-2024-51568」が採番されている。

いずれも認証を必要とすることなく、リモートから任意のコマンドを実行することが可能となる。

CVE番号を採番したMITREでは、いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最高値である「10.0」と評価、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

GitHubでパッチがリリースされているほか、現地時間10月29日に脆弱性が修正された「同2.3.8」が公開されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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