Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

選手などの個人情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 東京都フェンシング協会

東京都フェンシング協会は、選手や大会申込責任者に関する個人情報含むファイルを、同協会のウェブサイトに誤って掲載するミスがあったことを明らかにした。

同協会によれば、9月28日9時半から翌29日14時半ごろにかけて、2024年度東京都フェンシング個人選手権大会の申し込みデータを含むファイルを誤ってウェブサイトに掲載したもの。

問題のファイルには、選手と申込責任者1643人分の個人情報が記載されていた。選手の氏名、性別、生年月日と、申込責任者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが含まれる。

同協会の職員が、東京都フェンシング個人選手権大会の申込者に関する表計算データよりウェブサイト開示用の出場者名簿に編集した際、削除すべきデータシートが残ったままだったという。

同協会では、誤って掲載したファイルを削除し、PDFファイルに差し替えた。対象となる選手と申込責任者に対し、試合会場およびメールで謝罪を進めている。

また今回の問題を受けて、今後出場者名簿を掲載する際はPDFファイルとし、公開前に複数で確認するとしている。

(Security NEXT - 2024/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園