Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム管理用メールドメインがスパム踏み台に - ヤンマーG

農業機械の製造、販売を手がけるヤンマーホールディングスは、システムの管理用メールドメインが第三者によって不正に利用され、迷惑メールを送信するために悪用されたことを明らかにした。

同社によれば、9月25日から10月23日にかけて、同社グループが管理するシステム管理サーバでメールドメインが不正に利用され、約31万7000件の迷惑メールが国内外の不特定多数に送信されたという。

送信された迷惑メールは、金銭を要求する内容が記載されていた。同社ではサーバのメール送信機能を無効化。関係機関への報告など行っている。

同社グループより金銭を要求するメールを送信することはないとし、同社を装った「なりすましメール」に注意し、受信した場合は、開封せず削除するよう呼びかけた。個人情報の流出については確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2024/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意