Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Fortinetの「FortiManager」にゼロデイ脆弱性 - 悪用ないか確認を

現在確認されている攻撃では、管理対象となるデバイスのIPアドレスや資格情報、構成を含むさまざまなファイルをスクリプトを用いて「FortiManager」より抽出していた。

システムが侵害され、マルウェアやバックドアをインストールされたといった報告は受けていないとしている。

同社は攻撃に悪用されたIPアドレスやシリアルナンバー、ファイルパス、ログなど、脆弱性を悪用された場合の「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開。被害を受けていないか確認するよう求めた。

また「FortiManager」の構成バックアップは、OSやシステムレベルの変更は含まれないとし、復元しても改ざんなどを解消できないと説明。侵害された場合は、ハードウェアを初期化して出荷時の状態に戻すか、仮想マシンを再インストールし、環境を再構築するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意