F5の「BIG-IP」などに脆弱性 - アップデートが公開
F5は現地時間10月16日、四半期ごとに公開しているセキュリティアドバイザリを公開した。「BIG-IP」「BIG-IQ」それぞれ1件の脆弱性を明らかにしている。
「BIG-IP」のモニター機能において認証が欠如している脆弱性「CVE-2024-45844」が判明した。マネージャーのロール権限を持つ場合、権限を昇格して設定を変更することが可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.2」、「CVSSv4.0」では「8.6」と評価した。重要度は「高(High)」とされている。同社は「同17.1.1.4」「同16.1.5」「同15.1.10.5」にて脆弱性を修正した。
また「BIG-IQ」では、ユーザーインタフェースの非公開ページにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-47139」が判明した。
「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.8」、「CVSSv4.0」では「4.8」としており、重要度を「中(Medium)」としている。同社は脆弱性を修正した「同8.3.0」「同8.2.0.1」をリリースした。
同社は脆弱性が修正されたバージョンへアップデートするよう利用者に呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/10/18 )
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