Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ivanti、アドバイザリ5件を公開 - 「クリティカル」やゼロデイ脆弱性も

Ivantiは現地時間10月8日、複数製品に向けてセキュリティアドバイザリを公開した。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性が含まれるほか、一部悪用も確認されている。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、5件のセキュリティアドバイザリをリリースしたもの。

「Ivanti Connect Secure」および「Ivanti Policy Secure」に明らかとなった「CVE-2024-37404」については、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

悪用されると、リモートよりコードを実行されるおそれがあり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「9.1」と評価されている。

また「Ivanti Endpoint Manager Mobile(EPMM)」「Ivanti Cloud Services Appliance(CSA)」「Ivanti Velocity License Server」「Ivanti Avalanche」では、重要度が「高(High)」とされる脆弱性に対応した。

(Security NEXT - 2024/10/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性