同僚にストーカー、システムで個人情報閲覧した職員を処分 - 塩尻市
同職員は、私的な感情からストーカー行為やセクハラ行為、匿名による文書の送付、税情報システムへアクセスしていたことなどを認めており、反省の弁を述べているという。
同市では警察への捜査に協力してきたが、書類送検されたことを受け、非違行為も確認されていることから同職員について10月3日付けで停職3カ月とする懲戒処分を実施した。
あわせて当時の上長を訓告処分としたほか、市長、副市長の給料減額を行う。
また同市では同職員を住民の個人情報へアクセスする権限を持たない部署へ異動させた。
今後は情報セキュリティポリシーの遵守について徹底し、所属長による定期的なアクセスログのチェックを行う。あわせてコンプライアンスやハラスメント防止に関する研修を実施し、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/12/27 )
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