「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
Googleは現地時間10月1日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。
WindowsやmacOS向けに「Chrome 129.0.6668.90」「同129.0.6668.89」、Linux向けに「同129.0.6668.89」をリリースしたもの。セキュリティに関する4件の修正を行った。
CVEベースで3件の脆弱性を解消したことを明らかにしている。具体的には、レイアウト機能において整数オーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2024-7025」に対応した。
さらにスクリプトエンジン「V8」における実装不備の脆弱性「CVE-2024-9370」や、プロセス間通信(IPC)を行う「Mojo」に明らかとなったデータ検証不備の脆弱性「CVE-2024-9369」を解消している。
いずれも重要度は、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
同社では、今後数日から数週間をかけて同バージョンを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/10/02 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
先週注目された記事(2025年5月11日〜2025年5月17日)
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
メール誤送信で音楽教室会員のメアド流出 - 河合楽器