「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を修正
マイクロソフトは現地時間9月26日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
「Chromium 129.0.6668.71」「同129.0.6668.70」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 129.0.2792.65」をリリースしたもの。
「Chromium」では、重要度が「高(High)」とされる脆弱性4件を修正しており、これら修正を反映した。「MS Edge 」独自の修正は含まれていない。
具体的には、グループポリシー管理のコンポーネント「Dawn」に判明した解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-9120」を解消。
スクリプトエンジン「V8」における実装の不備「CVE-2024-9121」や、型の取り違え「CVE-2024-9122」に対処した。またグラフィックスライブラリ「Skia」における整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2024-9123」が修正されている。
(Security NEXT - 2024/10/01 )
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