「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
Googleは現地時間9月24日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消したという。
WindowsおよびmacOS向けに「同129.0.6668.71」「同129.0.6668.70」、Linux向けに「同129.0.6668.70」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する5件の修正を行った。CVEベースで4件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。いずれも重要度は「高(High)」とした。
具体的には、グループポリシー管理のコンポーネント「Dawn」に判明した解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-9120」を修正。
スクリプトエンジン「V8」における実装の不備「CVE-2024-9121」や、型の取り違え「CVE-2024-9122」に対処した。またグラフィックスライブラリ「Skia」におけるインテグラオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-9123」を解消している。
同社では今後数日から数週間をかけてこれらアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/09/27 )
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