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WatchGuardのSSO機能に脆弱性 - アップデートは10月末、回避策の実施を

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「9.1」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

いずれもアドバイザリが公開された現地時間9月25日の時点で悪用は確認されていない。

認証ゲートウェイについては「バージョン12.10.2」および以前のバージョンが影響を受ける。シングルサインオンクライアントはWindows版が「バージョン12.7」、macOS版が「バージョン12.5.4」までが対象としている。

これら脆弱性を修正するためのアップデートはアドバイザリの公開時点で用意されておらず、10月末にリリースされる見込み。

同社は、認証ゲートウェイが稼働するWindowsのファイアウォールルールを変更し、特定ポートに対するアクセスを同社製品からの接続のみに制限する回避策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2024/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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