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フォーム設定ミスの個人情報流出、SNS投稿で判明 - 山形市文化施設

山形市内の文化施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」を運営するQ1は、イベント申込フォームの設定に誤りがあり、イベント申込者の個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、山形市より受託しているイベント「クリエイティブ会議」の申し込み受け付けを8月19日より開始したが、利用したGoogleフォームにおいて設定ミスがあったもの。

申し込みを完了後に、既存申込者に関する氏名や住所、電話番号、業種などを閲覧できる状態だった。申込者78人の個人情報が流出した可能性がある。

申込者のひとりがSNSサービス「Instagram」で個人情報流出について指摘していることに同社スタッフが気づいたことから8月29日に問題が発覚。フォームの設定を修正した。

同社では、個人情報が閲覧可能だった申込者に対し、メールで謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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