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開発ツール「TeamCity」の脆弱性5件を修正 - JetBrains

JetBrainsは、8月に実施したアップデートで5件の脆弱性に対処したことを明らかにした。

いずれもソフトウェア開発ツール「TeamCity」に関する脆弱性。「CVE-2024-43114」については、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

「CVE-2024-43114」は、ディレクトリの権限設定に問題があり、権限の昇格が可能となる脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」と評価した。

のこる4件は、いずれもクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性。「CVE-2024-43807」「CVE-2024-43810」については、重要度を「中(Medium)」、「CVE-2024-43808」「CVE-2024-43809」は重要度を「低(Low)」とした。

これら脆弱性は「同2024.07.1」で解消しており、利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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