Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

戸籍情報に不正アクセスして家系図作成、職員を処分 - 阿蘇市

同市が同職員に聞き取りを行ったところ、行為に至った理由については、住民からの問い合わせへ対応できるよう自己研鑽のために行ってしまったと釈明。

プリントアウトしたものはシュレッダーにかけたとし、第三者に提供する意図はなかったと話しているという。

同市ではシュレッダーによって処理された紙くずを調べたが、裁断された状態にあり、すべて処分されたか確認には至らなかった。住民から苦情などは寄せられていないとしている。

同問題を受け、同市では同職員を8月30日付けで停職3カ月とする懲戒処分を実施した。また波野支所において戸籍事務の管理運営責任者だった係長を戒告処分としている。

(Security NEXT - 2024/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意