「Acronis Snap Deploy」に複数脆弱性 - 1年以上前に修正済み
ディスクイメージを作成し、複数の端末にデプロイできる「Acronis Snap Deploy」のWindows版に複数の脆弱性が明らかとなった。1年以上前のアップデートで修正済みだという。
同製品は、PCやサーバにおけるイメージファイルを作成し、複数のコンピュータへ一斉配布が行えるソリューション。現地時間8月29日に同製品における複数の脆弱性を明らかにした。
細工したライブラリファイルを読み込むおそれがある「DLLハイジャック」の脆弱性「CVE-2024-34017」「CVE-2024-34019」や情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-34018」が明らかとなった。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、「CVE-2024-34017」「CVE-2024-34019」がともに「6.7」、「CVE-2024-34018」が「5.5」。いずれも重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」としている。
これら脆弱性は、2023年7月にリリースした「Acronis Snap Deploy 6 update 2」にて修正済みだという。
(Security NEXT - 2024/08/30 )
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