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セキュリティアドバイザリ公開、脆弱性9件に対応 - Atlassian

Atlassianは、現地時間8月20日にセキュリティアドバイザリを公開し、前月にリリースしたアップデートで修正した脆弱性を明らかにした。

同社によれば、サードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性も含め、CVEベースでのべ9件の脆弱性を解消した。 重複を除くと7件に対処している。

これら脆弱性は「Bamboo」「Confluence」「Crowd」「Jira」「Jira Service Management」などに影響があり、重要度はいずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」にレーティングされている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、今回修正されたなかでは、「Crowd」に明らかとなったサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2024-22243」「CVE-2024-22259」「CVE-2024-22262」がいずれも「8.1」と高い。

他脆弱性は、CVSS基本値がいずれも7点台だった。同社は最新版を利用するか、脆弱性を修正するパッチを適用するよう利用者に求めている。

アップデートを通じて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-21689
CVE-2024-21690
CVE-2024-22243
CVE-2024-22259
CVE-2024-22262
CVE-2024-29857
CVE-2024-34750

(Security NEXT - 2024/08/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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