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個人宛と勘違いし、メールを同報送信 - 富岡市

群馬県富岡市は、かぶら文化ホールより送信したメールにおいて、イベント申込者の個人情報が流出したことを明らかにした。

同市によれば、7月25日13時半ごろ、イベント「スタンウェイを弾いてみませんか」の申込者11人に対し落選メールを送信した際、誤って落選者1人の氏名とメールアドレスを本文に記載するミスがあったもの。同日、メール受信者から指摘があり判明した。

担当者が作成したメールの宛先欄に、発信元のかぶら文化ホールのメールアドレスを選択すべきところ、誤って落選者のメールアドレスを入力。

さらに別の職員が個人宛てのメールと勘違いし、本文に個人の氏名とメールアドレスを改めて明記し、BCCに別人のメールアドレスが入っていることへ気がつくことなく、送信してしまったという。

同日、氏名とメールアドレスが流出した申込者に電話で謝罪した。メール送信対象者には謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2024/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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