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「Chrome」が前回に続き「クリティカル」とされる脆弱性を修正

Googleは現地時間8月6日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。前回のアップデートに続き、今回も重要度が「クリティカル」とされる脆弱性の修正を実施している。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 127.0.6533.100」「同127.0.6533.99」、Linux向けに「同127.0.6533.99」をリリースしたもの。

今回のアップデートには、セキュリティに関する5件の修正が含まれると説明しているが、対処した脆弱性については、CVEベースで6件に言及している。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性「CVE-2024-7532」を修正した。

グラフィックスエンジン「ANGLE」において域外メモリへアクセスする脆弱性で、7月2日に報告を受けたという。このほか、重要度が「高(High)」とされる5件の脆弱性を解消している。

同社では今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回のアップデートで修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-7532
CVE-2024-7533
CVE-2024-7534
CVE-2024-7535
CVE-2024-7536
CVE-2024-7550

(Security NEXT - 2024/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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