Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MOVEit Transfer」に認証不備の脆弱性 - アップデートが公開

Progress Softwareのファイル転送ソリューション「MOVEit Transfer」にあらたな脆弱性が判明した。

同ソフトウェアの「SFTPモジュール」において認証の不備があり、権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2024-6576」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.3」、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正したアップデート「MOVEit Transfer 2024.0.3(16.0.3)」「同2023.1.7(15.1.7)」「同2023.0.12(15.0.12)」をリリースした。「MOVEit Cloud」についてはすでにアップデートを適用済みだという。

(Security NEXT - 2024/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
業務用PCから個人情報流出か、詳細を調査 - JRバス関東
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市