メールシステムで設定ミス、当初ベンダーも原因特定できず - 上智大
上智大学は、同大関係者向けに提供しているメールシステムにおいて、設定の不備があり、一時利用者間で個人情報を閲覧できる状態だったことを明らかにした。
同大によれば、同システムにおいてログインした利用者が、学生グループ、卒業生グループの同一グループ内で、氏名および学生番号を含んだアカウントIDが意図せず互いに閲覧できる状態となっていたもの。
対象となるのは、同大および同大短期大学部の学生1万5160人をはじめ、2016年3月以降に同大、同大短期大学部、上智社会福祉専門学校生を卒業した学生、2016年1月以降に専任または常勤の教職員として勤務した退職者などあわせて3万6275人。
システムは同大関係者のみ閲覧でき、所属するグループ以外は閲覧できないとしている。
同システムで一定の手順を踏むと、他学生の個人情報が閲覧できるとの指摘が6月19日に学生から寄せられ、問題が判明した。
(Security NEXT - 2024/07/19 )
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