5月のDDoS攻撃観測件数、前月から18.4%増 - IIJ報告
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、5月に同社のサービスやバックボーンで観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめた。前月を上回る攻撃件数が確認されたが、攻撃の最大規模は縮小している。
同社によれば、5月に観測したDDoS攻撃は283件。前月の239件から18.4%増加した。2023年10月以降、300件以下で推移している。
1日あたりの平均攻撃件数は約9.1件。日によってばらつきが見られ、10件以上攻撃が観測された日は15日あり、もっとも多い日で18件の攻撃が観測された。
期間中、もっとも規模が大きかった攻撃はHTTPフラッド攻撃で、約70万ppsのパケットにより8.15Gbpsのトラフィックが発生。前月の約526万pps、54.9Gbpsからは縮小している。
もっとも長時間継続したのも同攻撃で、16分にわたり継続したという。

IIJが観測したDDoS攻撃の月別推移
(Security NEXT - 2024/07/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市
学校でグループウェアを操作ミス、アンケートや成績など流出 - さいたま市
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市