北海道産地直送センターに不正アクセス - クレカ不正利用の可能性
北海道の食材を扱う通信販売サイト「産地直送センター」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報含む個人情報が流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。
同サイトを運営する北海道産地直送センターによれば、ウェブサイトの脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションを改ざんされたほか、データベース内の全データにアクセスできるツールを設置されたという。
2019年4月12日から2024年4月24日にかけて、同サイト上で入力されたり、登録された顧客や商品の送付先など5万4583人分の個人情報が流出した可能性がある。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、職業、会社名など含まれる。
また2021年3月30日から2024年4月19日までに、同サイトで決済のためにクレジットカード情報を入力した顧客1万8443人に関しては、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードについても窃取された可能性がある。
4月19日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘があり、問題が判明。同日カード決済を停止した。同月22日に個人情報保護委員会へ報告するとともに、警察へ被害を申告している。
(Security NEXT - 2024/06/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県立高で生徒進路指導の記録用紙を紛失 - 埼玉県
高校の体験入学申込サイトで個人情報が閲覧可能に - 福岡県
移行時に注文データが異なる個人情報と紐づく不具合 - ambie
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性