スマホサポーターの個人情報が流出、閲覧権限設定ミスで - 東京都
東京都は、TOKYOスマホサポーターの一部個人情報が流出したことを明らかにした。
都によれば、一部スマホサポーターに関する個人情報をスマホサポーター間で閲覧できる状態となっていたもの。
博報堂プロダクツへ業務委託している高齢者向けスマートフォン体験会、同相談会において、再委託先であるセレブリックスがアシスタントやアドバイザーとしてスマホサポーターを採用しているが、勤務調整に用いるフォームに設定ミスがあったという。
本来フォームを設置したセレブリックスの担当者にのみ閲覧権限を付与すべきところ、フォームに登録されたすべてのスマホサポーターに閲覧権限を付与したため、5月24日21時前から6月12日15時ごろにかけて、登録された75人分の氏名と60人分の最寄駅が互いに閲覧可能だったという。
6月12日にスマホサポーターからセレブリックスに指摘があり、閲覧できないよう設定を変更。都に対して翌13日にスマホサポーター制度の運営事務局から報告があり、問題が判明した。
今回の問題を受け、対象となるスマホサポーターに電話で連絡し、経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2024/06/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み