「Firefox 127」が公開 - 脆弱性15件を修正
Mozilla Foundationは現地時間6月11日、ブラウザの最新版「Firefox 127」をリリースした。新機能を追加したほか、複数の脆弱性を修正している。
重要度が「高(High)」とされる脆弱性は3件。あらたなタブを開したときに誤ったプリンシパルを使用される脆弱性「CVE-2024-5687」、解放後のメモリを使用する「CVE-2024-5688」、メモリ破壊の脆弱性「CVE-2024-5700」「CVE-2024-5701」などに対処した。
このほか「中(Moderate)」とされる8件や「低(Low)」とおされる3件を修正している。あわせて延長サポート版となる「Firefox ESR 115.12」を提供している。
「Firefox 127」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-5687
CVE-2024-5688
CVE-2024-5689
CVE-2024-5690
CVE-2024-5691
CVE-2024-5692
CVE-2024-5693
CVE-2024-5694
CVE-2024-5695
CVE-2024-5696
CVE-2024-5697
CVE-2024-5698
CVE-2024-5699
CVE-2024-5700
CVE-2024-5701
(Security NEXT - 2024/06/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
ペット保険システムにサイバー攻撃、情報流出の可能性 - アクサ損保