Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けeラーニングシステム構築プラグイン「LifterLMS」に脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「LifterLMS」に脆弱性が明らかとなった。

同プラグインは、「WordPress」上でeラーニングシステムを構築できるプラグイン。寄稿者以上の権限を保つユーザーによって「SQLインジェクション」が可能となる脆弱性「CVE-2024-4743」が判明した。

「同7.6.2」および以前のバージョンに影響があり、CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性の判明を受け、同プラグインを開発するLifterLMSでは、セキュリティアップデートとなる「同7.6.3」を5月31日にリリースした。

(Security NEXT - 2024/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正