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PBXサーバ「Asterisk」に脆弱性 - 不正通話のおそれ

VoIPのPBXサーバ「Asterisk」の開発チームは、現地時間5月17日に脆弱性へ対処したセキュリティアップデートをリリースした。

不正なSIPリクエストにより、認証なしにPJSIPエンドポイントとして識別される脆弱性「CVE-2024-35190」が明らかとなり、対処したもの。脆弱性を悪用されると認証なしにアクセスされたり、通話が可能になる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.8」、重要度は「中(Moderate)」とした。

開発チームでは、同脆弱性を「同21.3.1」「同20.」「同18.23.1」にて修正。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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